日本工学院 校友会Blog kouyukai.net→

« 2008年01月23日 | メイン | 2008年02月23日 »

上山先生の葬儀は無事終わったようです

2008.01.30

 上山先生の葬儀は、1/11の通夜と1/12の告別式で無事終わったようです。

 下の写真が、有志からメイルで送られてきた写真です。

IMG_2036-ss.JPG

 両サイドに沢山の生花が飾られて、葬儀が盛大に行われました。

 式には、グレンミラーのムーンライトセレナーデの曲を流し、私が作成した「第一回音楽部リサイタル」のCDも流したようです。先生の司会が入っているものです。ですから、音楽葬に近かったようです。

 先生は今年89歳になられる予定でした(3月1日生)。昨年、奥様を亡くされたばっかりだったそうです。

 お坊さんのコメント「こんなに高齢な方なのに、こんなに盛大に行われ、故人の人間としての素晴らしさがよく分かります。」と言われたそうです。

 *私の思いでとしては、学生時代は教わったと言うよりも、「先生のやっているのを盗め」と言う徒弟制度の教育方針でした。これが社会に出てから、音響の世界でずいぶんと役に立ちました。

 社会人になるとき、銀座の録音所を紹介してくれたのも先生でした。歌舞伎の浄瑠璃としての長唄や清元、人形浄瑠璃の義太夫、小唄・端唄・常磐津・箏曲など、めったに触れられない江戸の文化を録音していたのでした。ところが、普段はジャズが好きで、コンサートなどに通っていました。

 東京に2年勤め、秋田に戻ったある日。就職紹介先を探しているとのことで、新潟から先生が私を訪ねてやってきました。仕事が予定より早く進んだようで、秋田テレビの会社で会えずに、ホテルに入ってしまったのです。多分、ここのホテルではないかと電話したら、居ました。「おまえ!!良くここが分かったな。」と驚いていました。ここのホテルのテナントに、秋田で有名な「料亭 濱の家」があったので、きりたんぽ鍋とお酒をご馳走しました。お酒は少ししか飲めませんでしたが、料理は美味しいと喜んでいました。今から20年くらい前の話です。

 改めてご冥福をお祈りします。                秋田県支部長 Ksymbol

 PS.只今、「源さんを偲んでの会」を検討中です。開催の時には、ここで連絡します。何かご意見がありましたらお寄せ下さい。