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八橋人形(土人形)で、おでんつぁ(天神様)。

2010.04.07

★八橋人形(土人形)で、おでんつぁ(天神様)★

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 写真は、八橋人形として造られた天神様です。私が子供の頃から飾っていた物です。当時の八橋人形は高級品で、どこの家でもあった訳ではないのです。

 我が家の天神様は、昭和20年代に造られたという人形に比べると、派手さがなく何かどっしりしています。親が、どうやって入手したのか知るよしもありませんが、お雛様もあったような気がします。

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▼八橋人形
 京都伏見稲荷大社の伏見人形の流れを汲む土人形。安永〜天明(1772年〜1789年)頃、伏見から来た人形師が川尻鍋子山付近に窯を開いたのが発祥とされる。古いものは伏見人形の影響が強く、明るく華やかなものだったが、明治後期以降は重厚で土臭さを感じさせるものへと変化していった。

 明治まではかなりの数の人形店が存在していたが、終戦後は3軒にまで激減した。現在は道川土人形店1軒だけで、制作者も道川トモ1名しかおらず、伝統の断絶が懸念されている。
 ・フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

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・高砂=とも白髪の老夫婦=顔の部分が少し削れていますが、なんとか、保っています 。

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・狛犬=勤め先が、同じ八橋地区にあり、昼休みの散歩として、日吉八幡神社や八橋人形店を覗いていました。昭和50年代に、八橋の高松人形店で求めた物です。

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・木目込み人形の左大臣・右大臣=お雛様用ですね。

 *訂正:収納しようと、ケースを空けたら、「押し絵の天神様」と書いてありました。と言う事は、天神様が3体並んでいたという事ですね。凄い事だ!!

 この八橋に、菅原道真公を祀った菅原神社があります。八橋人形は、天神人形がよく作られますが、4/24〜25の天神祭にちなんで売られていたということです。

 この八橋地区に日吉八幡神社があります。八橋球場が直ぐ隣ですので、少年野球(日新中学校)で勝ち残ると、決まってここが昼食場所でした。日陰が多かったからです。勤め先の会社では、主催行事があると成功祈願や晴天祈願で、よく本殿を訪れていました。

 「伏見人形」の流れを汲む土人形が、全国各地にあるようです。皆さんの処では、土人形がありませんでしょうか?

                        秋田県支部長のKsymbol