日本工学院専門学校校友会 Facebook
日本工学院専門学校校友会 palsyne
sky☆W
北海道
宮城
秋田
山形
福島
栃木
群馬
首都圏
新潟
富山
石川
長野
京滋
近畿
兵庫
岡山
広島
香川
愛媛
高知
福岡・佐賀
長崎
沖縄
■
過去の記事
●沖縄県支部の第九回総会・講演会・懇親会
掲載日:2006/2/01
11月26日(土曜日)に行われた
沖縄県支部の第九回総会・講演会・懇親会に行ってきました。
沖縄県の観光地のレポートを交えて私、
04年度コンサートイベント科卒業の関がレポートします。
●国際通り
宿泊したホテルに近かったので国際通りに行ってみることにしました。
道幅は広く修学旅行生で賑わっていました。
お土産屋さんには有名な「ちんすこう」(元は琉球王朝時代の宮廷菓子で、砂糖・ラード・小麦粉をこね合わせて焼き上げた琉球銘菓です)や沖縄限定のお菓子が売られていました。
国際通りはどこか日本とは違う雰囲気でした。
狭い路地に沢山のお店を覗くと鮮やか魚や食べ物が売られていました。
11月に行きましたが夕方に吹く風が気持ち良かったです。
●首里城
ここには2千円札に描かれている守礼門があります。この守礼門には3つの出入り口があり両端は家来が、通り真ん中は偉い人が通ったそうです。
守礼門を通り抜けるとすぐに園比屋武御獄石門(そのひゃんうたいしきもん)があります。
ここは世界遺産に登録されており、昔、国王が出御の時に道中の安泰をこの石門前で祈願したと言われています。
歓会門は首里城の城郭内に入る第一の正門でシーサーがお出迎えしてくれます。
龍樋という龍の口から湧水がでており、王宮の飲料水として利用されました。
「立派な、めでたい泉」という意味の端泉門を通り漏刻門を通り広福門を通り抜けると首里城正殿になります。
首里城は本土の戦の為に使用したお城とは違い、政治の為に建てられたお城です。
外見も日本のお城とはあきらかに違っていました。
夜の首里城にも行ってきました。
夜の首里城はライトアップされていてとても幻想的です。
日中の観光客で賑わっている首里城もいいですが、真っ暗な中に浮かびあがる首里城も魅力的でした。車での移動中に見た、池に写るライトアップされた首里城も風情がありました。
●琉球の館
ここは沖縄の伝統的な織物を織っているところです。 一番印象に残った織物は1600年代から八重山という地方で「綿狭布」(みんさーふ)と呼ばれる紺色の帯が織られていました。 この帯は木綿糸を藍で染めて織り上げたもので、当時、婚約成立の証しに女性が自らの手で織って男性に贈った特別な贈り物です。
この帯には五つと四つ柄が交互に織られています。意味は「いつ(五)の世(四)までも末長くお願いします」という女心が込められているのです。
好きなひとを思いながら紺の帯を織っていく昔の人はロマンチックだなぁと思いました。
●旧海軍司令部豪
日本海軍設営隊が、カマボコ型に横に掘ってコンクリートと杭木で固めた司令部豪で、当時は450メートルあったと言われています。 米軍の艦砲射撃に耐え、持久戦を続けるための地下陣地で、4000人の兵士が収容されました。
豪の中に入る前に小さめな博物館がありました。この博物館には豪を掘るのに使われた道具や豪に残された遺品が収めてあります。
豪内は独特の雰囲気がありました。
立派な作りの豪で、人間が掘って作ったことが信じられませんでした。幕僚内という場所には幕僚が手榴弾で自決した時の破片が当時のまま、生々しく残っています。
時が止まってしまったような、静かな場所でした。
●平和記念公園
国籍、軍人、非軍人問わず、沖縄戦で亡くなられたすべての人々の氏名が刻まれた記念碑「平和の礎」があります。
並んで建っている記念碑の数に驚きました。
記念碑を見ると小さな文字で数十人の方の名前が彫られていました。
沖縄戦で想像できないほどの方々が亡くなりました。
●ひめゆりの塔
ひめゆりの塔記念館は救護の為に使われた道具や遺品、豪の再現がしてありました。
ひめゆり学徒たちの生きた証もありました。
中学生、高校生の女の子が兵士の看護をし、最後には自らの命を落としました。
戦争の悲惨さを見せられた気がします。
●対馬丸記念館
記念館には亡くなった子供たちの写真や遺品が置かれていました。
ある映像では小学校くらいの小さな子供が両親と別れてこれから自分の身に何が起こるかもわからずにはしゃいでいました。船の中の部屋いっぱいに押し込められた子供たち。
親と別れるのは寂しいけれど希望を持って、疎開したのにあんな悲しい結末になってしまいしかもこのことは両親の耳に届くことはなかったという現実。
こんな悲惨な出来事があったなんて私は知りませんでした。
都心からは遠く雰囲気がガラリと変わる南国の島「沖縄」。
人々はとても明るく陽気な人たちばかりでした。
一度訪れてみてはいかがでしょうか?
●懇親会に参加しての感想
会員の方々32名と学校関係者4名と沖縄県の方々は集まりが良く、そしてみんな仲良しで驚きました。
女性の参加や若い方も参加していてほっとしました。
立食パーティーの後、放送技術部卒業の外間吉信様の「地上デジタル放送」という講演がありました。
でも、分野違いの私にはチョッと内容が難しかったです。
総会が終わったあと夜の首里城へ案内していただきました。 夜の首里城は素晴らしく感動的でした。 皆さんも是非訪ねてみて下さい。 沖縄支部の皆様、有難うございました。
▲ページの先頭へ
サイトのご利用について
■校友会事務局■ 〒144-8655 東京都大田区西蒲田5-23-22
TEL:03-3732-8183 FAX:03-3732-1112 E-mail:koyukai@stf.neec.ac.jp
Copyright(C)2007 kouyukai.net All Rights Reserved.