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過去の記事
●長崎県内の様子
掲載日:2006/9/01
今月は今年2月に校友会 九州・沖縄地区支部長会議の際に訪れた
長崎県内の様子を事務局の猪口眞美がご紹介します。
平成18年2月4日、長崎空港へ降り立ちました。 この長崎空港は昭和50年に世界初の海上空港として誕生したそうです。 元々大村湾内に浮かぶ箕島を埋め立てて作られました。 箕島は面積約90万?、周囲7kmの小島で13世帯、66名が住んでいましたが、住民は空港建設のため移転に合意されたそうです。 空港建設後本土との間に970mの箕島大橋が作られ空港への行き来に利用されています。
実際の写真じゃなくてごめんなさい。
空港からバスに揺られ、小一時間ほどで浦上駅前に到着しました。 片道三車線の大通り中央に路面電車が走っており、ゴミゴミしてやたら車の多い都内とは違った雰囲気を醸し出していました。 駅前の大きなかまぼこ屋が目立ちました。
その後、会場のウェルシティー長崎に向かいました。 九州地区の支部長の方々は、他地区にもまして校友会活動を熱心に支えていただいております。
当日は顧問の田川さん、副支部長の西尾さん にもご出席いただき、校友会活動に一人でも多くの会員の方々に参加していただける会作りをするための方策を話し合いました。
翌日、田川さんのご案内で長崎市内をご紹介いただきました。 田川さんは昭和30年にテレビ科をご卒業され、長い間、地元で田川デンキ商会を経営されておられました。 何年か前に病気をされて、九死に一生を得たことがあるとのことでしたが、現在はかつて大病をされたとは思えないほどお元気そうでした。
まず初めにホテルの裏手に見える稲佐山へ行くことにしました。
稲佐山はJR長崎駅から西へ約2kmのところに位置し、海抜333m(東京タワーと同じ)の小高い山です。 山頂へは長崎ロープウェイで一気に登ることが出来ますが、早朝だったので私たちは車で中腹(8合目)の稲佐山公園まで行き、そこから徒歩で山頂を目指しました。 公園内にはシカ牧場があり、たくさんのシカがいました。
山頂を目指してあえぎながら歩いていると視界の右手側に、晴れ渡った青い空のもとで、海に浮かぶ島が目に入りました。
この島は伊王島と呼ばれ、島内には明治の初期に建てられた大浦天主堂に似た沖之島教会があるそうです。
さらに息を切らしながら一歩一歩登り、ようやく山頂にたどり着きました。
展望台に向かう途中、真っ先に目に入ったのは赤と白のコントラスも鮮やかに天に向けて聳え立つような数基のテレビ塔でした。 NHK、長崎放送、テレビ長崎、長崎文化放送、長崎国際テレビ、NHKFM、FM長崎などの電波が送信されているそうです。 本格的なデジタル放送に向けて局の方々(多くの卒業生の方々も含めて)は大変苦労されているとか。 ご苦労様です。
展望台からの眺めはすばらしく、山々に囲まれた長崎港から山間(やまあい)を伸びるようにして広がる長崎の市街地が眼下に見て取れました。 遠く原爆の投下地点も望むことが出来ました。
私たちは見ることが出来ませんでしたが、この稲佐山からの夜景は函館、神戸と並んで日本三大夜景と称されているそうです。 見られずに
残念
(×_×)
でも、ご覧になりたい方は「瀬戸の夜景」「日本夜景遺産」というホームページに写真が掲載されているのでご覧になってください。 特に「瀬戸の夜景」に掲載されているものは画面がスクロールするのでとても臨場感があります。
ほかのHPを褒めてもしょうがないかあ・・・・・・・・ でも良いです。
■参照リンクサイト
『 瀬戸の夜景 』
http://ww4.tiki.ne.jp/~mmurakami/setoy/
『 日本夜景遺産 』
http://www.yakei-isan.jp/
天上からのような景色を充分堪能した後、下山しました。 次はグラバー邸に向かうことにしました。 田川さんは、折角車で来たのだから、新しくできた橋を渡って対岸の長崎に行こうと提案してくれました。 稲佐山を一気に下り、三菱重工の前を抜けて「ながさき女神大橋」へ出ました。 この大橋は平成17年12月11日に開業したばかりで、全長1289m、海面からの高さ61m、長崎市西部と南部を一気に繋ぐ国内で6番目、世界でも17番目の長さを誇るそうです。 まばゆい光の中あっという間に橋を渡り終えました。 通勤時間帯は混雑するそうですが、日曜日ということもあり、この時間帯、他の車を見かけませんでした。 橋の上からは進行方向右手奥に長崎の町が見えました。
市内に着き、駐車場に車を預けると田川さんは「定番のルートを使ってグラバー邸に行くよりも、地元の人たちが使う道を使って行きましょう」とスタスタと歩き始めました。 「長崎の町は坂が多いので、エレベーターがあるんですよ」とのこと。 坂道を登ること数分、町中に突如煉瓦作り風の洒落たエレベーター乗り場が見えてきました。 皆で乗り込みましたが、斜めに昇るエレベーターは不思議な感覚でした。 ちなみにこの斜行エレベーター(正式名称は「都市計画道路南大浦線」)は、5年の歳月と約14億円をかけ、平成14年7月27日に完成したそうです。 平成15年にクラバー邸まで延長されました。
エレベーターを乗り継ぐ途中、市内を見渡すことの出来る場所で周囲を眺めると斜面にへばり付くようにして家が建ち並んでいるのがわかります。
調べたところ長崎市は日本一坂の多い町なのだそうです。 どこいっても坂、坂、坂、斜度5度を超える斜面面積比率が、長崎市は80%に達しているとのこと。 ちなみに神戸市は30%弱。 10度以上の急傾斜地が46.9%、14度以上が19.6%もあるのだそうです。 これじゃ自転車通勤、通学はきついなと思っていたところ、長崎市はバイクの登録台数が多いとか。 自転車の保有台数は全国最下位、ちなみに長崎市内で「自転車置き場」のある学校はないそうです。 放置自転車で駅前が溢れている蒲田とは大違いです。ウラヤマシイ
坂のある町に住む人は健康にも優れているという長崎大学の先生の研究結果もあるそうです。 ちょっと驚きました。 よし、私も明日から健康のため階段を上ろう。(多分3日坊主だろうけど・…)
エレベーターを乗り継いで、坂の上からグラバー邸に入りました。 下りながら見る園内はおつなものでした。
オペラ作曲家プッチーニ作の「蝶々夫人」を演じて有名なオペラのプリマドンナ三浦 環の像も見てきました。 定番のグラバー邸の前で記念写真をパチリ。
長崎の新しい面を見聞きできてとても温かな気持ちになりました。
この後、名物長崎チャンポン(本場の四海楼は残念ながら混雑していて入れませんでした)を食べて長崎を後にしました。 お世話になった長崎支部の皆さん、田川さん本当にありがとうございました。 写真中央のジャンパー姿の方が田川さんです。
九州地区の支部長の皆さん方にも感謝しつつ長崎を後にしました。
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